共済ってなに?

共済ってなに?

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共済とは

事業協同組合が実施する共済は、組合員である中⼩企業者の経済活動の促進及び機会の確保のために、様々なリスク(⽕災、台⾵、地震などの⾃然災害による建物や家財の損害、思いがけない病気、不慮の事故によるケガ、損害賠償責任など)に備えて、あらかじめ⼀定額(掛⾦)を出し合って共同の財産を準備しておくものです。損害や不測の事故が⽣じたときは決められた額(共済⾦)を⽀払うことにより、中⼩企業者の経済的損失や⾝体的損害を補うとともに、従業員の⽣活の安定を図る相互扶助・助け合いの仕組みです。

「共済」と「保険」の違い

経済活動を脅かす様々なリスクに備えるという役割や、組織に課せられている健全性の確保に関する仕組みなどは、事業協同組合が実施する共済であっても保険であっても同等です。
しかし、共済は以下のような点が保険とは異なります。

01⾮営利である点
中⼩企業者のための共済を実施する事業協同組合は相互扶助のための組織であり、多くの保険会社の組織形態である株式会社とは異なります。共済事業で得た利益を出資者に配当するのではなく、組合の出資者である組合員に対する共済商品の提供を通じて、組合員に直接奉仕することを⽬的としています。
02組合員のための事業である点
事業協同組合が実施する共済は、組合員(根拠法である中⼩企業等協同組合法で認められる範囲の員外利⽤も含みます)である中⼩企業者のための事業であることから、中⼩企業者以外の者は事業協同組合が実施する共済を利⽤できません。
03根拠法による違い
中⼩企業者のための共済を実施する協同組合は事業協同組合であり、根拠法である中⼩企業等協同組合法に基づき設⽴・運営されています。
また、他の共済を実施する協同組合の根拠法は、JA共済は農業協同組合法、こくみん共済coop(全労済)は消費⽣活協同組合法、JF共済は⽔産業協同組合法です。
⼀⽅、保険会社は根拠法である保険業法と会社法に基づき設⽴・運営されています。

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